「退職する前に申請する書類はある?」
「退職前にやっておかなければいけないことは?」
退職するにあたって、
手続き面で不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、必要な書類をもらい忘れたり、
受け取りタイミングを逃してしまうと、
転職や失業保険の申請などに支障が出ることがあります。
この記事では、退職前に確認すべき書類リストをわかりやすくまとめ、
受け取りのタイミングや申請の必要性について詳しく解説します。
退職後に「知らなかった…」と後悔しないために
ぜひ参考にしてください。
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退職前に確認すべき「必要書類」とは?

退職する際には、会社から受け取るべき
「重要な書類」がいくつかあります。
これらの書類は、転職先への提出や失業保険の申請、
健康保険・年金の切り替えなど、退職後の各種手続きで必要です。
しかし、こうした書類は自動的にすべて届くわけではなく、
自分で会社に申請が必要なものや、受け取り方法・時期が
異なるものもあるため注意が必要です。
事前に確認を怠ってしまうと、
以下のようなトラブルが起こることもあります。
- 転職先への入社手続きが進まない
- 失業給付の申請が遅れる
- 保険証の切り替えが間に合わず医療費が全額負担に
- 年末調整や確定申告で必要な書類が足りない
こうしたトラブルを防ぐためにも、
退職前の段階で必要書類の内容と受け取り方法を
しっかり確認しておくことが重要です。
【保存版】退職前に確認するべき書類リスト
退職時に特に重要となる代表的な書類をピックアップし、
その役割とポイントをわかりやすくまとめました。
退職後に必要になる重要書類 | |||
書類名 | 使い道 | 受け取りタイミング | 申請方法 |
離職票 | ハローワークで失業保険を申請する際に必要 | 退職後(数日~1週間程度で郵送) | 原則申請不要 (会社が自動発行) |
源泉徴収票 | 転職先での年末調整や確定申告で使用 | 退職後(1~2週間以内が目安) | 原則申請不要 (会社が自動発行) |
健康保険喪失証明書 | 国民健康保険への切り替え手続きに使用 | 退職後(資格喪失後に郵送) | 原則申請不要 (会社が自動発行) |
年金手帳 | 国民年金への切り替え手続きなどに必要 | 退職時(最終出勤日など) | 預けていた場合のみ 返却を依頼 |
人によって必要な場合がある書類 | |||
書類名 | 使い道 | 受け取りタイミング | 申請方法 |
退職証明書 | 転職活動時に提出を求められることがある | 退職後(希望すれば発行) | 会社に申請が必要 |
給与明細 | 年末調整や確定申告で必要になるケースがある | 最終月は退職後 | 原則申請不要 |
- 多くの書類は「退職後」に郵送で届くため、送付先住所の確認も忘れずに。
- 書類の内容が届いてから確認し、記載ミスなどがないかチェックしましょう。
- 書類をもらい忘れてしまうと、手続きが滞り、再発行の手間がかかることもあります
離職票
ハローワークで失業給付(失業保険)を申請する際に必要となる書類です。
退職後に会社がハローワークへ手続きを行い、
1週間〜10日程度で自宅に郵送されるのが一般的です。
転職先が決まっている場合は離職票が必要ないケースもありますが、
決まっていない場合は必ず受け取りましょう。
源泉徴収票
源泉徴収票は、年末調整、確定申告に必要な書類です。
転職する場合、新しい勤務先へ提出する必要があります。
会社が自動で発行・郵送してくれるケースが多いですが、
念のため「いつ頃届くか」を確認しておくと安心です。
郵送が遅れると次の職場での年末調整に影響するため、
早めに受け取れるよう調整しておきましょう。
健康保険資格喪失証明書
この書類は、退職により社会保険の資格を喪失したことを証明するものです。
市区町村で国民健康保険へ加入する際に必要となります。
資格喪失後、会社が発行し、
通常は郵送で送られてくるので申請は不要です。
保険の切り替えは14日以内に行う必要があるため、
書類が届いたらすぐに対応できるようにしておきましょう。
年金手帳(預けている場合)
年金手帳は、国民年金への切り替え手続きなどに使う
個人の年金記録が記載された大切な書類です。
最近はマイナンバーで手続きができるようになっていますが、
年金手帳が必要な場面もまだ一部であります。
会社に預けている場合は、退職時に必ず返却してもらいましょう。
手帳が手元にない場合、再発行も可能ですが、
手間がかかるため、退職時に忘れず確認しておくのがベストです。
退職証明書
退職証明書は、もし転職先が決まっている場合
転職先によっては事前に提出を求められることがあります。
この書類には、退職理由や在職期間、
発行日などが記載されており、職歴の証明として使われることがあります。
ただし自動的に発行されるわけではなく、
必要な場合は本人が会社に依頼して発行してもらう必要があります。
急ぎで必要になるケースもあるため、前もって依頼しておくとスムーズです。
給与明細
給与明細は、社会保険料や税額、取り額の内訳などを
確認するために重要な書類です。
特に最終月の分は、退職後に支給されるケースもあるため、
必ずもらっておきましょう。
また、源泉徴収票や離職票に記載された金額と
照らし合わせるためにも保管しておくことが望ましいです。
会社によっては紙での発行ではなく、
オンラインで確認する形式になっている場合もあるので、
退職前に確認しておきましょう。
退職までの流れと書類の受け取りタイミング

退職に向けて準備を進める上で、
「いつ」「どのタイミングで」必要書類を受け取るのかを
把握しておくことはとても重要です。
退職の流れを理解しておくことで、
書類の受け取り漏れや申請忘れを防ぐことができます。
退職の意思表示から退職日までのステップ
退職は段階を踏んで進めていくものです。
以下が一般的な退職の流れです。
- 上司への相談・退職届けの提出
まずは直属の上司に退職の意思を伝え、
会社のルールに沿って退職届を提出します。 - 退職日や引き継ぎスケジュールの確認
会社側と相談し、退職日を確定。
業務の引き継ぎスケジュールを調整します。 - 最終出勤日
実際に出勤する最終日です。
この日までに私物の整理やデータの整理、
貸与物(パソコン・社員証・制服など)の返却を済ませておきましょう。 - 書類の交付・発送
多くの重要書類は「退職日以降」にしか発行できません。
そのため、最終出勤日当日または退職後に郵送で届くケースが一般的です。
退職に関する書類の受け取りはいつ?どこでもらう?
書類の多くは「退職日を迎えてから」発行されるため、
当日にすべて受け取れるわけではありません。
離職票・源泉徴収票・健康保険資格喪失証明書などは、
退職後に会社が発行手続きを行い、自宅に郵送されるケースが大半です。
そのため、退職前に送付先の住所が正しいか確認しておくことが重要です。
必要であれば「いつ頃届く予定か」を事前に会社に聞いておくと安心です。
書類のもらい忘れ・申請し忘れを防ぐためには?

退職後に「必要な書類が届かない…」と焦る方は少なくありません。
こうしたトラブルを防ぐためには、
書類の受け取りタイミングや申請の有無を事前に把握しておくことが大切です。
自分で申請が必要なものは?
書類の中には、会社が自動で発行してくれるものもあれば、
本人が申請しなければ受け取れないものもあります。
申請ありの書類 | 申請なしの書類 |
・退職証明書 ・年金手帳 | ・離職票 ・源泉徴収票 ・健康保険資格喪失証明書 |
- 離職票:退職後に会社が発行・郵送(希望を伝えておくと確実)
- 源泉徴収票:会社が退職後に自動で発行・送付
- 健康保険資格喪失証明書:会社が自動で発行し、退職後に送付
- 退職証明書:必要な場合は本人が会社へ発行依頼をする
- 年金手帳:会社に預けていた場合は退職時に返却を依頼
事前に「自分で依頼すべきものは何か」を把握しておくことで、
退職後のトラブルや手続きの遅れを防げます。
特に退職証明書や年金手帳は、忘れられがちな項目なので注意が必要です。
退職代行を利用する際は相談する
退職代行を利用する場合でも、必要書類の確認は非常に重要です。
退職後の書類を確実に受け取れるよう、
事前にどの書類が必要かを退職代行業者に伝えておきましょう。
事前に相談をしておけば、
離職票や源泉徴収票、健康保険喪失証明書などの受け取りについて、
退職代行業者が会社側に確認・依頼を行ってくれます。
退職後の生活をスムーズにスタートさせるためにも、
退職代行サービスを使う際は書類関連の確認を忘れずにしておきましょう。
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必要な書類が手元に届かないという不安を解消してくれる体制が整っています。
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退職後、次の仕事が未定の人がやるべき公的手続き

退職後に次の仕事が決まっていない場合、
生活の基盤を整えるために下記の公的な3つの手続きが必要になります。
①失業給付(雇用保険)の申請
②国民健康保険への加入
③国民年金への切り替え
以下では、この3つの手続きを具体的に紹介します。
①失業給付(雇用保険)の申請
退職後、次の仕事が未定の方にとって、
失業給付は生活を支える大切な制度です。
雇用保険に一定期間加入していた人は、
所定の手続きを踏むことで給付を受けることができます。
失業給付でできること | ・毎月一定額の給付金を受け取りながら、求職活動ができる ・就職支援や職業訓練などの制度も同時に利用可能 |
失業給付を受けるための条件 | ・雇用保険に12ヶ月以上(退職前2年間のうち)加入していたこと(※自己都合退職の場合) ・ハローワークに求職申し込みをし、就職の意思と能力があること ・積極的に求職活動を行っていること |
申請に必要なもの | ・離職票(会社から郵送される) ・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど) ・印鑑 ・本人名義の通帳やキャッシュカード |
申請から給付までの流れ | 1.住居地を管轄するハローワークに行き、「求職の申し込み」をする 2.離職票など必要書類を提出 3.説明会に参加(ハローワーク指定日) 4.七日間の待機期間+自己都合退職の場合はさらに2〜3ヶ月の給付制限期間がある 5.条件を満たすと「基本手当」の支給が開始される(通常月1回) |
- 申請が遅れると、給付開始も遅れるため、離職票が届き次第すぐに動くのが大切です。
- 給付日数や金額は年齢や雇用保険加入期間、離職理由により異なります。
②国民健康保険への加入
会社を退職すると、これまで加入していた
「健康保険(社会保険)」の資格を失います。
健康保険を継続するためには、国民健康保険への切り替えが必要です。
加入手続きは、以下のように行います。
手続きが必要な人 | 社会保険の資格を喪失した人 |
手続き期限 | 退職日の翌日から14日以内に、住んでいる市区町村で申請します。 |
必要なもの | ・健康保険資格喪失証明書(前の会社が発行) ・本人確認書類(運転免許証など) ・マイナンバーカード(もしくは通知カード+本人確認書類) ・印鑑 |
この手続きを忘れると、病院での医療費が全額自己負担になってしまいます。
早めに手続きを行うことが大切です。
③国民年金への切り替え
会社を退職すると、同時に厚生年金の資格も喪失します。
次の就職先が未定の場合は、
自動的に国民年金へ切り替わるわけではないため、
自分で手続きする必要があります。
手続きが必要な人 | 厚生年金を継続しない人(フリーランス・求職中など) |
手続き期限 | 退職日の翌日から14日以内に、住んでいる市区町村で申請します。 |
必要なもの | ・年金手帳(またはマイナンバーが確認できるもの) ・本人確認書類(運転免許証など) ・印鑑(念のため持参) |
この手続きを怠ると、「年金の未納期間」が発生してしまいます。
将来受け取る年金額に影響するため、退職後は早めに手続きを済ませることが重要です。
【まとめ】退職後に必要な書類の受け取り漏れがないように注意しましょう!

退職後のトラブルを避けるためには、
必要な書類を事前に把握し、確実に受け取ることが重要です。
- 自動で送られるものもあるが、申請が必要な書類もあるため要チェック
- 離職票や源泉徴収票など、退職後でないと発行できない書類が多い
- 会社に確認しながらチェックリストを使って整理しておくと安心
しっかり準備をして、退職後もスムーズに次のステップへ進みましょう。
万が一、書類のことで不安や不明点がある場合は、
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